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Watson Developer Cloud iOS SDKの設定方法

こんにちは、ディレクターの永田です。
WatsonのiOS SDKの設定を行いましたので発表いたします。
皆様の参考となれば幸いです。

1. Watson Developer Cloud iOS SDK とは

Alchemyのサービスや、NLC、Visual RecongnitionなどのWatsonサービスをiOSから直接実行できるSDKです。
APIサーバーなどを経由せず、Watsonの機能を直接実行したいという場合には便利だと思います。
ライブラリはSwift向けのみで、Objective-C向けには用意されていないようです。
GitHubに上がってるのであれば、「pod install」でできると思いきや、ちょっと面倒でした。

watson-developer-cloud/ios-sdk

「The Watson Developer Cloud iOS SDK is currently in beta.」とあるので、リリース版になった時にはCocoaPodsに対応していることを祈ります。

2. SDK設定のための準備

1.Carthageを設定する。

CarthageとはiOS向けのライブラリ管理ツールで、CocoaPodsよりもシンプルに使えるもののようです。(私も今回初めて使いました。) HomeBrewでインストールします。

brew update && brew install carthage

下記のような画面になります。

20160627_watsonsdk_1

3. SDK 設定方法

1.適当なプロジェクト作ります

20160627_watsonsdk_2

2.Cartfileを用意する。

これはCocoaPodsではPodfileのようなものです。 下記のように記載します。

github "watson-developer-cloud/ios-sdk"

20160627_watsonsdk_3

3.Watsonのライブラリをダウンロードします。

下記コマンドを実行します。

carthage update --platform iOS

下記のような画面となります。結構長くかかるなぁ・・と思うくらい長くかかります。CocoaPodsの様にローカルでキャッシュをしてくれない様です。

20160627_watsonsdk_4

4.ライブラリをプロジェクト内から参照できるようにします。

ローカルにライブラリを落としてきて、プロジェクト内に参照させる時と同じ方法となります。

(1) Frameworksというグループを作り、そこにCarthageでダウンロード&ビルドしたライブラリを参照させます。

ビルドされたライブラリはCarthage/Build/iOSにあります。

20160627_watsonsdk_6

Watson iOS SDKは内部で下記のライブラリを利用しているようなので、デフォルトでプロジェクト内に入れておくようにしておきましょう。
それ以外については、実装に合わせて設定するでいいと思います。

  • Alamofire
    • AFNetworkのSwift版
  • Freddy
    • Jsonのパーサー
  • Starscream
    • Webソケットフレームワーク

(2) Build Settingsにて、ビルド実行時にプロジェクト内へコピーされるようにCopuy files phaseを追加します。

20160627_watsonsdk_7

20160627_watsonsdk_8

5.ATSを下記の通りに設定します。

下記の通りにATSの設定をして、SDKの設定完了です。

20160627_watsonsdk_9

4. 開発してみる

次回 Speech to text のアプリを作ってみます。

5. 参考

watson-developer-cloud/ios-sdk
Quick Start Guide

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